学生日本向上委員会

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【基本を押さえて】言いたいことが伝わる!レポートの書き方

寒の戻りを肌で感じる二月の今日、温かい日差しがありがたいですね。

今日は、僕が最近実践しているレポートの書き方をお教えしたいと思います。

 

新しく大学生となった諸君や、レポートの書き方がわからない、適当な文章で見た目をそれっぽくしたいという人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

レポート術その①

見出しを作る

展開を分かりやすくすることで、文章の流れをつかみやすくする。

レポートを作成するときにまず行うのは、何を書くべきかといった論点整理です。この作業は確かに大切ですが、基本を押さえていなければ意味がありません。基本を押さえてない文章はとにかく読みづらく、書いてあることを理解しづらいです。せっかく内容が優れていても、理解されなければ意味がありません。よいレポートとは、大前提として構成が整っています。まずレポート自体の展開を考え、その流れに沿って文を書くようにしましょう。

 

冒頭に一文書く

文章は長すぎると冗長になり、結局何が言いたいのか分からなくなってしまう事が多いです。そのため、全体の流れを小さなトピックに分け、そのトピックに沿って短い文章を連ねて書いた方が、読み手には内容がよく伝わります。そしてその文章の要点をまとめた一文を冒頭に書きましょう。そうすることで、これから読む文章の内容がわかるので、読み手にとってのストレスが軽減されます。こういう文章は、冒頭の一文だけを読み進めても内容が掴めるようになっています。

 

結論から書き始める

これは一概には言えませんが、おおむね結論から書きだした方が文章はまとまります。自分が何を言いたいのか、何をテーマに据えてるのかをしっかりと自覚しながら書くことができるからです。まず着地点を見据えたうえで、そこにたどり着くまでのいきさつを述べるようにしましょう。

 

フォントを使いこなす

ここまで読んでくださった方ならわかると思いますが、この文章自体が読みやすい構成を意識して書かれています。太字は目につきやすいし、見出しは文章の流れを整理しやすいです。恐れずにゴシック体やその他、見やすいフォントを駆使してください。ただし、フォントが指定されている場合は別ですが。

 

レポート術その➁

階層構造を作る

論の展開の道筋が明確になる

先ほども述べたように、トピックごとに小分けにして文章を書いた方が内容が明確になります。なので、話題を変えるときや次の論、考察に移るときには階層を作り、今論じている内容をしっかり前後の文章と関連付けましょう。そうすると読み手にも自論が伝わりやすくなり、あなたのレポートにより説得力を持たせることができます。

 

書き手も論点を見失いにくい

普段勢いだけでレポートを書いている人は、自分の脳内に浮かんだ単語をつらつらと並べてしまい、レポートがただの個人エッセーになってしまうことが多いです。かくいう私も以前まではそういった書き方ばかりしてきましたが、以前までの書き方のレポートと、こうして段を組んで書いたレポートとでは評価が雲泥の差です。段を組んで書かれたレポートは書き手が論点を見失いにくく、しっかりと一貫性を持って書き進めることができるようになるため、内容の濃いレポートを作ることができます。

 

推敲が容易になる

構成が複雑なレポートは、思いつきだけで書き進めることができません。なので、レポート内での論理の破綻が起こりにくいです。しかもしっかりと展開が練られているので、読み返して論理が破綻している点を見つけても、容易に修正することができます。推敲・校正などの作業効率が上がることで、慣れると非常に早く書き上げることができるようになります。

 

基本的にこの➁までの書き方でレポートは大変身します。特に考えを述べろ系の論述にはかなり強くなるため試験内レポートなどにも応用でき、自分で考えながら書き進められるので冗長な文章になってしまうリスクも減らせます。これからレポート課題に取り掛かる人やすでに作成したレポートの校正をしている人、レポート課題が嫌いな人や、文章に自信がなくパッと見をよくしたい人もぜひ活用してみてください。